昨今のオカルトサイエンスブームでずいぶんと認知される様になってきた「カタカムナ」。
およそ70年前、物理学者の楢崎皐月氏が兵庫県六甲山系での不思議な体験からカタカムナ文献を得たことが始まりです。その文献は八鏡文字という文字で書かれており、解読するだけで楢崎氏は数十年の歳月を費やされました。
恐るべきことに解読された「カタカムナ」は、今から1万年以上も前の上古代の科学書で、宇宙の根本原理が書かれていたのです。この本は「カタカムナ」の正統の継承者である天野成美女史が「ウタ」80首を完訳、解説されています。
また著名な理論物理学者である保江邦夫博士が、以下の言葉で「完訳 カタカムナ」を推薦されています。
“カタカムナというものが上古代人が直感によって把握した自然法則のことに他ならず、カタカムナ文献に解説されている自然法則の基本にある構図が、若き日の僕が全身全霊を傾けて研究していた、日本人初のノーベル賞を受賞された湯川秀樹博士による素領域理論と、完全に一致していたからだ。”
私が「カタカムナ」という不思議な響きを持つ言葉を初めて聞いたのはもう何十年も前のこと。「謎のカタカムナ文明」という新書を知人からプレゼントしてもらいました。遥か昔の超古代に文明が栄えていたことにロマンを感じ、その存在にも確信をもつに至りました。
1万年以上前から意味が変わることなく、現代まで使い続けられている日本語48音の「ウタ」。たとえ意味は分からなくても音読するだけで、その調べからすがすがしさを感じる「ウタ」です。日本人なら、きっと直感で得るものがある思います。
完訳 カタカムナ [ 天野成美 ]